長浜神楽 宇目神楽 さらに今日は、佐伯市弥生川中で、重岡岩戸神楽さんの奉納もあり…えーい、これもハシゴして行っちゃおう!! と、けっこう無謀な計画を立てており…どうなることやら…!? しかし重岡岩戸神楽さんの奉納は、雨天時は中止かも…とのこと。そして、天気予報は雨。そ、そんな…お願い、晴れて…!! 御嶽流夜神楽から一夜明けて。三重町で朝を迎えた11月1日。 ゆうべは暗くてよくわからなかった三重町を、宿から見渡してみるとこんな感じ。 豊後大野市役所があるのがこの町ですし、豊後大野市では最も栄えてる町なのかな? 佐伯市宇目方面へ向かうバスの本数がかなり限られているため、早いですが朝7時に出発! バスは国道に出て、両サイドを霧をまとった深い山々にはさまれ、ひたすら走り続けます。ものすごく長いトンネルをいくつもくぐりぬけ…。旅の計画中、バスが少ないのでレンタサイクルという手も考えたのですが、このトンネルに恐れをなして却下に。でも、一応トンネルに歩道もあったので、相当体力等に自信のある強者の男性の方なら、自転車でも不可能ではないかも。しかし、やはり安全面に不安はぬぐえないですし、ススまみれになること必至なので、おすすめできません。 途中、奥畑というところを通過。そういえば、重岡岩戸神楽さんは、その昔、奥畑から神楽を伝授した…と、本で読んだことが。ここがその奥畑? 深い山里です。というか、山しか見えなかったような…(一瞬で通過したのでよくわかりませんでしたが) と、雲行きがあやしくなってきて…わ〜〜雨が降ってきてしまいました…! やばい、重岡岩戸神楽さんの奉納、大丈夫かな…? 着いた――!! 小野市に到着。うめタウンという、スーパーなどのお店が集まったところ。 子守り娘、かわいい…! そして神楽のポスターが! わ〜本当に宇目に来たんだなぁ…!(感激) しかし…まわりは山しか見えません。ここから会場の椿原祭典場まで3kmくらいあります。 「川中の神楽は中止になりました」 うそ―――!!? そんなぁ…天気ばかりは仕方ないですが…残念…! 某さんにも直接お礼申し上げたかったのになぁ…そして、あわよくば神楽の話などいろいろ聞けたらいいなぁなんて思ったり…だったのになぁ。がっくり落ち込みつつ、さらにメールを読むと…んんん? なになに…ええ!!? なななんと、某さんが椿原祭典場まで案内してくれるというではありませんか! わー!! 嬉しい!! ご親切に甘えてばかりで気が引けるけれど…某さんとお話したいし…ええい、お言葉に甘えてしまえ…!!(小心者なのでドキドキしつつ) 某さんが来るまでに、スーパーでお昼ご飯を買って…。と、スーパーのおばちゃんが、「今日、神楽行くん?」って、馴染みのお客と話しているのが聞こえ…。なんだかとってもアットホームな感じ! 今回の神楽は、定例のお祭りってわけでもないし、どういう感じで開催されるのかいまひとつわからなかったんだけど、地元のみなさんもあたたかく応援している感じが伝わってきました…! 某さんと再会を喜び、いざ椿原祭典場へ! 広い広場に、雨のためシートで 覆われた神楽殿。その横では、地元の方々が炊き出しの準備などしています。 ここぞとばかり、某さんに質問攻めしつつ(すみません)開始を待っていると… 始まりました! まずは両神楽保存会さん、並んでごあいさつ。 宇目神楽の方があいさつの時におっしゃってましたが、今日の一番乗りの方は、なんと熊本からいらっしゃったんだそうです。すごい! 遠くから、朝早くから駆けつけてこられたんですね。宇目神楽さんも長浜神楽さんも、阿蘇の神楽フェスティバルなど、いろんな大会に積極的に参加されてるからかな? そういえば、某さんを待ってスーパーの前のベンチに座っている時も、車でやってきて、椿原祭典場の場所を尋ねてくる方がちらほらいらっしゃいました。年配男性一人で、アマチュアカメラマンっぽい方とか…。遠くから観に来られる方も、けっこう多いんですね。それだけ注目されている今回の神楽! まずは、長浜神楽さんの五方礼始から。 お囃子も、華麗な舞も、美しくかっこいい! 五方礼始にはやはり、シンプルなだけにその神楽の技量が表れますね…! |