■ 「だんだん」のふるさと神話の国"しまね"体験ひろば レポ ■








おおおう!? 午後の部も塵輪と大蛇かと思いきや、大蛇だけなのですね!??
しまった…! もっと塵輪の写真撮っておけばよかった…!(いやたくさん撮りましたが)

大蛇ロングバージョン!! なんと稲田姫のお姉さんが登場!!


 


川のほとりで洗いものをする姉姫…


 


と、そこに迫る魔の手…!! 危ない!! 後ろ後ろ!!





はっと気配に気付いて飛びあがる姉!


 


しっしっ! 寄るな! けがらわしい大蛇!

毅然と立ち向かう姉! 物憂げ儚げな稲田姫とはまた違った、気丈そうな魅力ですね…!


 


必死に追い払おうと、逃れようともがくも…





じわじわと、大蛇の手中に…!


 


助けて――!!

足なづち手なづち稲田姫の3人が、姉姫の危機に気付いて駆け寄るも…





大蛇の前にはただただ無力…!


 


次第に力尽きてゆく姉…





とうとう大蛇の餌食に…





どうすることもできず、肩を落としてその場を去る3人……切ない…





…そこに登場! スーパーヒーロースサノオ!!


 


お願い! 稲田姫親子の無念を晴らして…!!





午後の公演になって、午前よりも観客がだいぶ増えてきました


 


この俺が来たからには、もう心配ない、大蛇はまかせろ!

午前の部とは違って、ギャグは控えてシリアスな雰囲気です。





仕度を整えたスサノオ達が退場すると…大蛇登場!! 大蛇オンステージ!!

またすごい技を次々繰り出してくれるのね! 思わずカメラを構える手に力が…!

(お見苦しいイラストで失礼します…)





…ん? 何みなさん、こっち見て変な顔して……





えええ―――!?





どわ―――!!?? 気が付けば、すぐ間後ろに大蛇が!!!

舞台だけでなく、客席の両サイドからも大蛇が登場!!





そういえば午後の公演の前、なぜか会場のすみっこで、つなぎ姿のお兄さんが人知れず
抜け殻の大蛇と一緒に腰をおろしてらして…何してるのかなと思ってたら、この為だったのね!


…どーでもいい余談ですが、大蛇の中のお兄さん、つなぎ姿ってのがなんかいいですね。
そのギャップ…しかも足もとは足袋…一見微妙な組み合わせですが…なんか…いい…!

↑ おかしなフェチに目覚めちゃった!?

あっ、いや、その、違うよ! フェチとかそんなんじゃないよ!(しどろもどろ)
そのとことんな機能性追求っぷり、素敵…! と思って…!

つなぎ着ずに大蛇やったらアザ・生傷だらけに…っていう…ね! そこんとこ大事です!
つなぎの色がお囃子と同じ、胸から上が白、下が青って揃ってるのも、なんかいいですよね。


 


客席はさんで向こう側からは、あの、衣装体験コーナーの大蛇君も出て来てるよ!

彼の真の役目はコレだったのね!!??(子どものお相手ではなくて・笑)





観客も大蛇の技に魅了されて、盛大な拍手を送ります


 

 


ガブガブと酒を飲み干し…グーグー寝入っちゃう大蛇





スサノオが、そお〜っと、そお〜〜っと……





えいさぁ〜〜っ!!

手に持った剣の包みでドン!! と地を突くと、一斉に跳ね起きる大蛇!!

び、びっくりしたぁ〜〜!!(ドキドキ) 迫力のシーンです!

(イラストではその迫力のカケラも伝わってませんが…)





四方八方からどんどんおおいかぶさってくる大蛇!! スサノオもみくちゃ!!

(このへんずっと動画撮ってて写真が撮れてないので、しょぼいイラストですみません…)


 


迫力の攻防が繰り広げられ…!

(…が、カメラの電池が尽きてきて、ろくに写真が撮れなくてすみません…!)

スサノオの立ちまわりと剣さばき、大蛇の襲いかかる連携プレーがすごかった…!





名残惜しすぎるけれど、午前と午後、約2時間に渡る公演もこれで終了です…





佐野神楽社中のみなさん、本当にお疲れさまでした…!

素晴らしい公演を、本当にありがとうございました…!





おまけ
(片付け風景より)

あの大蛇が、こんなにコンパクトに収納できるとは…!(驚)


というわけで、NHK大阪アトリウムにて行われた、「だんだん」のふるさと神話の国”しまね”体験ひろば、石見神楽公演、とても素晴らしかったです! 石見神楽がますます好きになりました。

そうそう、佐野神楽社中さん公式サイトの管理人さん日記にて、この公演の舞台裏話が、とてもおもしろ楽しく語られていて、読んでみるとすごく楽しいです!(…しかし移動から公演まで、ものすごいハードスケジュールをこなしていらして、頭が下がる思いです…!) 本当、ただ神楽を観て楽しませていただいてるだけの私達には計り知れない苦労があるんだなぁ…だけどすごく楽しそうで…本当に神楽が好きな人達ばかりなんだなぁと、ほほえましくなんだか読んでいて嬉しくなります。おすすめです!



おしまい