道の駅波野「神楽苑」&御嶽流夜神楽 レポ






道の駅波野をあとにして、御嶽流夜神楽の開催される、豊後大野市、能場公園へ!





まず最初の演目は、「心化」(しんか) 美しい女神が…


 


えええ――!?? なんと、三人も登場!! ゴージャス!! なかなか見られない光景です。

男神も五人。面の神は、思金神? かと思ったら、天之忍穂耳命(見た目似てない?)





おおお〜〜超豪華!! 華やか!! 





なんか…分身の術!?? みたいな…冗談みたいな感じでちょっと可笑しい…(笑)

いやいや、別にここ笑うところじゃないよ!?? ちなみに一人ひとりみな顔が違います。





「心化」に登場する、この5男神は天照大神が、3女神はスサノオが生んだ子ども達です。

天之忍穂耳命だけ、あからさまに見た目が違うけど…後に、天之忍穂耳命の子・ニニギが、

天孫降臨の偉業を成し遂げるので、たくさんの子の中でも、特によくできた子だったのかな?





この男神女神が生まれることになったきっかけは、スサノオが、父から与えられた役割を放棄して追い出され、 高天原の姉・天照大神を訪ねて行ったことに始まります。天照大神に「邪な心で高天原を奪いに来たのでは…」 と疑われたスサノオは、誓約(うけい)をして、潔白を証明することに。






スサノオと天照大神、双方が、身に着けているものを交換して噛み砕いて噴き出し、子を産み、その結果、 スサノオの潔白は証明されたのですが…。晴れて仲直りどころか、スサノオと天照大神のいざこざはこの後 さらにエスカレートしていくことに。それはさておき、この時生まれた子ども達は、それぞれの世界や子孫を守護し、 善に導く神々となった…という舞です。



 


女神達のしなやかな舞が美しいし、男神たちのはつらつとした舞がかっこいいし…!!





なかなか観られないレア演目みたいで、初めて観ましたが、めっちゃ豪華で贅沢です…!! 最高!!



続きはまた後ほど…