庄内神楽祭り レポ



2009年11月3日、大分県由布市庄内町の庄内神楽殿にて、庄内神楽祭りを観てきました





神楽ざんまいの幸せな旅4日間も、ついに最終日! 庄内神楽祭りです! 開始は朝8時。この日、小野屋の祖父の家で 朝を向かえた私。おとといの宇目神楽・長濱神楽共演の会場で出会った、庄内神楽の大ファンの神楽友達のためにも、 早めに行って、場所取りしなくちゃ! 朝6時半、会場の庄内町神楽殿に向かって、いざ出発です!

(すみません、1日目、2日目の教訓から、バッテリー切れを恐れて、写真を撮る枚数がかなりおさえめになって ます…)






いよいよ開演です! まずはおなじみ、「神楽ばやし」から!





そして、はじめの舞といえばの「五方礼始」、中臣神楽座さんです。


 


中臣神楽座さんの舞いは初めて観ましたが、他の庄内神楽座の五方礼始と全然違ってびっくり!


ステップとか振りとかフォーメーションが独特でおもしろい! 庄内神楽の中でも、中臣神楽座さんと 阿蘇野神楽座さんは、他の神楽座さんたちとちょっとルーツが違って、その昔、豊後大野市朝地の深山流神楽を 受け継ぎ、当時のままの舞を守り続けているんだとか。







続いては、小野屋神楽座のみなさんによる「鹿児弓」


 


飛んだり跳ねたり、軽快なステップがかっこよくて楽しい!





そして、庄内原神楽座さんの「日割」

庄内原神楽座さんも初めて見ますが、神楽友達のおすすめとあって楽しみにしていたら…おおお〜!  高校生とか、若い舞い手さんが多くて、キレのある激しい舞を見せてくれます。かっこいい! 問答の台詞も、張りのあるしっかりした声で、迫力あってかっこよくて…舞だけじゃなくて素晴らしい演技力!






五人兄弟のやんちゃな末っ子神、埴安


 


思い通りにならない怒りで、暴れまわります





天児屋根命が、兄四人に四方と四季を分け与え、自分には何もくれない怒りからです


 


言うことをきかない埴安をこらしめるため、外へ追いやる天児屋根命

強がってたけど、ちょっとめそめそしちゃう埴安、感情豊かでかわいい





最後、埴安には中央と土用の72日を与えることで、ようやく和解します





渋くかっこいい重鎮・天児屋根命、退場です。一件落着!





五柱の神そろっての舞、もう、めくるめくかっこよさ…!!




 


力いっぱい全力尽くして舞う、そのほとばしるエネルギーに圧倒…!!





退場時、弓矢を持った、春・夏の神々が、客席に向かって矢を放つ!! わーほしいほしいー!!





しかし一人はフェイント。矢を放つかと思いきや、そのまま近くの人に手渡し。やりますね(笑)

舞い手さんみなさんホームグラウンドだからか、のびのび本当に楽しそうで、ノリノリで、いいな!!



次のページへ