石見神楽 周布青少年保存会 結成10周年記念神楽大会 レポ



2011年5月1日、島根県浜田市にて

石見神楽 周布青少年保存会 結成10周年記念神楽大会を観てきました





去年の1月に、京都の城陽市で開催された、周布青少年保存会さんの公演を観て、その神楽の楽しさ、かっこよさにすっかり 魅了されてしまった私は、またじっくり観に行きたいなぁと機会をうかがっていたのですが、今回、結成10周年記念神楽大会 として、交流のある神楽団体さんも招いての、一日神楽三昧の大会が開催されるということで、これはまたとないチャンス!  というわけで、行ってまいりました〜!






やってまいりました、おととしの日本石見神楽大会以来、二度目の島根県浜田市です

夜行バスで早朝到着、石見神楽のイラストをあしらった、どんちっちタウンのアーチがかわいい♪


 


会場は石央文化ホール。大会開催をアナウンスしながら街中を走る宣伝車が。さすが神楽に

なじみが深い浜田ならでは? 大会開催前の式典では、かわいい巫女舞も披露されました


 


力強いお囃子と神楽歌が神楽の開始を告げ、まずは「四神」





白装束の四人が静かに登場し、流れるように華麗な舞を展開していき…


 


もう、さりげないしぐさ、ひとつひとつ、指先まで美しい…!

どこまでも清廉で、神に捧げる無我の舞の趣の中にも、隠し切れずにじみ出る色気…って感じ?





そして舞は次第に高揚し、激しさを増していく!

舞い手の動きに沿って複雑に陰影を変化させる白装束が美しいわ〜〜


 


白装束の四人が舞い、だんだん激しさを増していく…この構成、不思議に大分の庄内神楽の

「太平楽」に通じるものを感じる…。舞の所作や採り物、衣装のつくりは全然違うんだけどね


 


ただシンプルな白装束の四人で、こんな華やかに魅せることができるのかと圧倒される、次々と

展開する複雑で変化に富んだ舞がすごい…白装束がかえって舞の美しさを際立たせてかっこいい!





日本石見神楽大会の時、一緒に観に行った神楽になじみのない友達二人が、この「四神」を一番

気に入っていましたが、舞の美しさ、楽しさを堪能できて、何度も観たくなる演目で、私も大好き





もう、すっかり見惚れました〜〜(うっとり) どうしたら美しく見えるのか、人の心に訴える

美しさを表現できるのか、極め、計算しつくされた、石見神楽の底力を感じる演目ですよね



続きはまた後ほど……