朝8時開幕。深夜3時に座席取りに来られたファンの方もいらっしゃったそうで、すごい! まずはおなじみ「神楽ばやし」、そして、庄内子供神楽座による「五方礼始」です 5色の衣をまとって、次々変化していくしなやかな舞が美しく… 神楽の始まりを告げるにふさわしい、神に捧げる厳かさのある舞です 続いては、櫟木神楽座による「返し矢」です。 …んん?? 観たこともない面妖なお面で、衣の袖を鳥の翼のように上下しながら登場したのは… たぶん、高天原からの使いのキジ・鳴女かな? 奥でキジをにらみつけているのは天若日子? そしてその隣に、その妻・下照比売?? 中つ国を統治するために、天照大神は、高天原から中つ国へ若日子を派遣したのですが、 8年たっても何の報告もしてこないので、様子を探らせるべくキジを遣わしたのでしたが… あわわわわ、若日子は遣いのキジを射殺してしまいました 余談ですが、今まで御嶽流や深山流の「返し矢」しか観たことなかったのですが、 庄内神楽の「返し矢」は、展開が全然違ってびっくり。ストーリーがわかりやすいですね。 あと、若日子のキャラが違う!(笑) 御嶽流の若日子はシュッとしたイケメンキャラですが…(↑こんな?) 今回の若日子は、こんな感じ?(イメージ映像) すごみのある威圧系キャラ? 若日子さん そこへ現れたのは、高天原の大御所的な偉い神様? 下照比売かわいい♪ 櫟木さんの姫は、衣装も舞もかわいくて大好きです 若日子は、自らがキジを射たその矢によって、命を絶たれてしまうのでした… わ〜〜よかった! 返し矢、おもしろかった! あまり観られないレア演目みたいで…
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