またまた神楽はいったんお休み。 闇の中から突如、現れたのは…!? 獅子舞です! 朝、神社を出発した獅子舞が、再び戻ってきました! 祭りの薄灯りの中、人垣を通り抜ける一団…か、かっこいい…!! 獅子使い(?)、かっこいい! 軽妙なテンポで獅子を操り、本殿へと消えてゆく… と…これが、今思えば、またしても神のお導きだったのでしょうか…。お手洗いを出て、神楽殿前へ戻る石段を上っていると…少し前に、見覚えのある後ろ姿が…!? あ、あれはもしや…昨日出会った、あの、神楽好きのおばあちゃん!? おそるおそる声をかけると…やっぱり! わ〜〜また会えるなんて!(感激) この人ごみだし、今日はもう会えないかと思ったよ〜〜!! 再会を喜び合って、二人で神楽殿前へ。と、おばあちゃん、「お〜い」と、前の方の席に座っている二人連れの女性と合流。先に来て席を取ってくれていたお知り合いの方のようです。私は後ろの方で立ち見するかなと思っていると…おばあちゃん「こっちこっち!」 わ、私まで、いいんですか…!? と、ちょっとお連れさんに恐縮な私に、ごく当り前のようにごく自然に、席を詰めて座らせてくれるおばあちゃん。 ありがとうおばあちゃん、お連れさん…! わ〜い、舞台が近くて観やすいです! 本当、人の優しさが沁みる旅です…お礼というわけではないけれど、さっき綱伐でもらった綱の切れはしをおばあちゃんにおすそ分け。嬉しそうなおばあちゃんの笑顔に癒されます…! おばあちゃんととりとめもなく話をしたりして、神楽の開始を待っていると…お囃子の音とともに、神楽再開です! 続いては「岩戸開き」 これも観たかったんです! スサノオの乱暴の数々に頭を抱え、岩戸の中にこもってしまう天照大神。 高天原は真っ暗になり、悪いものがはびこるようになってしまいます。 岩戸から天照大神を呼び戻すため、天宇受売命、手力男命はじめ八百万の神々が 力を尽くします。この時のウズメの舞は、神楽の起源とも言われていますよね。 手力男の登場に続いて、きらびやかに八百万の神々、そして天宇受売が登場! ウズメが舞い、八百万の神々も取り巻き舞います めくるめく美しさ…! 男神達が取り巻き舞う中、 ひときわ輝きを放ち舞う女神ウズメが、美しくかわいくかっこいい…! 舞いながら、声をそろえて何か唱えるように歌う男神達。どこか不思議で美しい調べ… ウズメの舞が終わり、いよいよ手力男が岩戸を開く…!! 肝心なところが柱が邪魔でよく見えませんが…力いっぱい、岩戸をこじ開けます!! ついに岩戸が開きました! 天照大神は…!? 八百万の神が中から取り出したのは…小さなろうそくの明かり。 そっと袖に隠して、大事そうに大事そうに運んでいきます。 そのまま本殿へ… 華やかな舞、ダイナミックな舞の後で、 最後にはとても穏やかで神秘的であたたかな気持ちに包まれるしめくくりでした そしてお次は「お楽しみ柴引」! 待ってました! とばかり大人も子どもも舞台に群がる群がる! 荒神と補佐神がお菓子をまきます! わ〜〜、こっちこっち〜〜!! …やった! まさかのGET!! 嬉しい!! 臼杵銘菓・臼杵せんべい! しょうが味でパリパリしてておいしい! 「福良天満宮夏祭 柴引 無病健康」 ってプリントしてあるのが嬉しい♪ |