神楽も祭りも、暗くなってからが本領発揮! 灯りがともってすごく雰囲気ありますね。 しかし地割あたりからちょっと観客は増えてきたものの、雨は依然激しくなる一方です。 またまた柴引。ターゲットがたくさんで、荒神様もやる気満々です。 赤ちゃんGET! おとなしく抱き上げられてきょとーんとしてる赤ちゃん。 くるっと荒神様が顔を向き合わせたとたん……ギャ―――!!! とたんに火をつけたように泣き出してしまいました。顔、こわかったんだね…。 客席も舞台上のお囃子のみなさんも、大人達みんな、そのかわいさに大爆笑です。 だけど、大泣きしてたのに、お母さんの腕に戻った赤ちゃんに荒神様がバイバイしたら、 ちゃんとバイバイし返す赤ちゃん(条件反射なの?) か、かわいい…!!(きゅん) と、あのおばあちゃんは見当たらないものの、別のおばあちゃん(もち初対面)が、クッション片手に客席にやって来て、私とすれ違いざま満面の笑みで「尻が痛いからクッション取っちきたわ。アッハッハッ」 私も笑顔につられて「ずっと座ってると痛いですよね、あはは」 臼杵のおばあちゃん方は、本当、みんな気さくでいい方ばかりです。 続いては…おお! めっちゃかわいい姫(神)が登場! 重岡神楽 第8番 "神衣織"(かむいおり) …綱波、綱母、布晒とも呼ぶ 天八千姫命(女)…面、下髪、上衣、小袖、幣、鈴、木綿 無名(男)…面、烏帽子、狩衣、袴、幣、鈴 「岩戸開きの中にもあるが、天八千姫命を織姫として神衣を織らせ、 よく洗い、よくすすぎ、清めるさまを別に設けた舞」 …だそうです。 天八千姫命、めっちゃかわいい…! しとやかに、しなやかに、女のコらしく、 肩をくねくね、腰をくねくね、上品にゆらしながら歩く、そのかわいらしい色っぽさ…! 本当に男性が舞ってらっしゃるんですかコレ!? 勉強させていただきたいです…女として。 男(神?)が天八千姫命を手伝います。 不思議な舞です。布の流れるような動き、 ていねいに布を扱う男女のたおやかな舞の美しさ… 神聖な儀式を見守る時のような、なんだか、心が洗われる感じのような…? 地割とは対照的に、美しくてかわいくて、なんだかほっとする神楽でした。 |