続いては、石見神楽! 島根県益田市水分町の上吉田神楽保存会のみなさんによる「大蛇」です スサノオの前に現れたのは、悲しみにくれる足なづち、手なづち、櫛名田姫親子 親子を脅かす大蛇を退治するため、スサノオは酒を用意させます。悲しい運命のあまり心を 閉ざしてしまったような、感情を表に出さない姫の哀れ儚さが、その美しさを際立たせるよう 酒を用意しているところに…来た――――!! 大蛇だ!! 一頭、また一頭…続々現れる大蛇たち 並んでせり出す大蛇の迫力に、客席からは思わず感嘆の声が上がります 次々変化する大蛇のフォーメーションに、 観客のみなさん、こぞってカメラや携帯を構え、拍手を贈ります 大蛇たちが、うつらうつら…居眠りをはじめると…そーっと登場、スサノオ! やあっ!! と、戦闘開始!! 大蛇、スサノオ、入り乱れての乱闘!! 軽やかな立ち回りで、大蛇たちに次々斬りつけていく! あっ…!? えええ――!? 大蛇が客席に降りていったと思ったら、子どもさらってった!?? こんなの初めて観た〜おもしろ〜い!(笑) 優しく子どもを助け出すスサノオ、かあっこいい!! 次々大蛇を倒していき…最後の一頭! お互い一歩も引かない激しい乱闘の末に… ついに、とどめ!! わ〜〜楽しかった!! あっという間でしたが、これにて終演です… こんな関西の街中にいながら、普段なかなか接する機会のない、地方各地のこんな素晴らしい芸能に触れられる 機会を作っていただいて…本当にありがとうございます! こんな動きが、各地に広がっていくといいな…! そして、もっともっと、多くの人が、郷土芸能の魅力を知って、郷土愛と共に、大事に思うようになっていくといいな…! 神戸太鼓の子たちが、大蛇頭を珍しそうに、興味しんしん見ていたのがかわいかった〜 まだ熱気と楽しい余韻が残る中、観客のみなさんも、満足そうに会場を後にしていかれました 鳥居をくぐるとすぐ、ネオン鮮やかな夜の街なのがちょっと不思議。神楽観終わって、 電車一本でお家に帰れるなんて、感激! 関西でもこういう機会が増えるといいな〜! |