九州横断旅 紀行








苔むして緑に包まれた境内は、暑い夏のさなかでも、ひんやりして清々しい〜





そして、緑の中に映える朱の門。装飾模様がかっこいい!


 


おもしろい宇佐神宮オリジナルおみくじが! 「宇佐神宮八徳神おみくじ」

宇佐神宮に祭られている八神の、どれか一神のミニチュアのお守りが入ってます





ご本殿。三つの御殿があり、八幡大神、比売大神、神功皇后が祭られています


 


絵画館には、宇佐神宮の歴史を描く絵画が多数あって、見ごたえがあります。

和気清麻呂が英雄的に描かれてて、かっこいいです。宇佐のヒーローなのね。





宇佐神宮といえば有名な、こちらの神殿は上宮で


 


左写真のこちらが下宮。右写真奥のは、思わず目を奪われた巨大なピラミッド型灯篭?





黒男神社なる神社が。祭神は武内宿禰だそうですが…





二人の頭によぎるのは、有名な某無免許医師

なんで黒男? 謎は深まるばかり…


 


宇佐神宮は広大だった! 時間がなくてバタバタまわったので、後から振り返ってみると

けっこう見逃してる境内スポットが…。宝物殿も時間で閉まっちゃってたし、また来よう…!!




■■■ 鬼のミイラ拝観! 十宝山大乗院 ■■■






友達は、九州をちゃんと旅するのほとんど初めて(って、私もか)


さて、時刻は16時すぎ。今夜は由布院に泊まって、20:30からの由布院温泉神楽を観る予定。

残り時間が少なくなってきましたが…宇佐で巡る予定のスポットあと二つ、行けるかな…?





とりあえず、行けるとこまで行ってみよう! というわけで、次のスポットは、

「十宝山大乗院」 大きな鬼のミイラがまつられていることで有名なお寺です


 


地図にも載っていましたが、実際行ってみると場所がわかりにくく…。ちょっと迷いましたが

なんとか到着。長い階段の上にお寺はあります。階段の下に車を止めるスペースもあります





階段の途中で、先客とすれ違って、ちょっとほっとする私たち。山登りで見知らぬ人とすれ違う時のように、 「こんにちは〜」と、気さくに挨拶してくれるさわやかカップル(ご夫婦?)でした。 「鬼のミイラ」 …というと、ちょっと恐れ多いような、怖いような気がして、「気軽に観に行ってもいいものなのかな…」と、 ためらう気持ちもありましたが、このお二人のおかげで、緊張感がだいぶ和らいだかも?






階段を上まで上がると、真新しいきれいなお堂が。こ、この中に…(ドキドキ)


言い伝えによると、この大乗院に伝わる鬼のミイラは、ある名家に代々家宝として伝わっていたものでしたが、 ある時、やむを得ぬ理由で手放されたんだそうです。その後、さまざまな人の手を経た後、大正14年、大乗院の 檀家が、当時の価格で5500円で購入。しかし、原因不明の病に倒れてしまい…鬼の祟りと考え、大乗院に 安置してもらったところ、病は治ったとのことです。よかったよかった〜。

そして今では、仏様として大切に祀られているということです。「くれぐれもお参りする気持ちで見学して ください。きっと皆様をお守りくださいます」という、あたたかい言葉で、立て看板の解説は締めくくられて いました(堂内撮影禁止のため、写真はありません)

お堂も、きれいに管理されていて、拝観者をあたたかく迎える雰囲気で、ほっとしました。 中に入ると、仏像がいくつも並びまつられている横に、鬼のミイラも静かにそっと安置されていました。 お寺でとても大事にされているのが感じられるし、その表情は穏やかで、不思議と思ったほど怖さは感じず、 解説にあるとおり、自然と仏様を拝むような気持ちで拝観しました。



 


お堂の横に、お大師様などの石仏が並び、こちらもお参り。

赤い前掛けがきちんとかけてあって、緑の中に映えて、いい雰囲気です




■■■ 宇佐唐揚げ再び! からあげふじ家四日市店 ■■■






さて、また一つ目的達成して、時刻は17時。時間余裕ないけど、十宝山大乗院のすぐ近くに

唐揚げ専門店発見。友達はまだ宇佐唐揚げ食べれてないし、せっかくだから寄っちゃおう!


 


ほんの200gぽっちしか頼まなくてすみません…骨なし200gで6個くらい。

注文してから揚げてくれるので、あつあつサクサクジューシーで、うま―――いっ!!




■■■ 不思議スポットへGO! 地獄極楽 ■■■






宇佐唐揚げも堪能したところで、急いで次の宇佐スポットへ! ここまでずっと友達の運転

だったけど、ここから私にチェンジ。ちなみにレンタカーで借りた車はトヨタのiQ。かわいい♪





急に静かになる友達。…そうでした! 私が免許取りたての頃、私が運転、友達が

助手席で、高野山の険しい山道を、ガードレールに接触…という怖い目に合わせて

しまったことが…。蘇るトラウマ!? あれから3年、もう大丈夫だってば〜!(たぶん)





なんとか無事にたどり着いた次のスポットは、安心院の「地獄極楽」!!


 


知る人ぞ知る珍スポット…という認識だったのですが、来てみたら意外にちゃんとしてます。

ヘル・アンド・ヘヴン…って言われると、確かにその通りなんだけどなんかイメージ違う!!(笑)


 


無人の礼拝堂があり、案内図や記帳簿、賽銭箱などが。

英語とハングルの案内板まである!! 海外の方も観に来るのかな?





ここにはもともと桂昌寺というお寺があったけど、江戸時代には無住荒廃に。そこに現れた傑僧、

午道法印が大衆を教導するため、洞窟を掘った中に地獄と極楽浄土を再現したのが、この遺跡。





ドキドキしながら洞窟内に入ると…おお!! いきなり閻魔大王が待ち構えておられます!!



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