九州横断旅 紀行








入ってすぐ、いきなりど迫力の光景にたじろぎ…こ、これは、

一人で来てたら、これ以上先に進むの、ためっちゃうかも??


 


今にも動き出しそうな、存在感のある像たち。二つ並ぶ人頭がシュール。





岩壁が迫ってくるような、狭い洞窟内を進むと、地獄道と極楽道の別れ道が


 


先に地獄道を巡って、次に極楽道という順路だそうです





「わ〜観てこれ!」 先を歩いてた友達の声に、駆けつけると、そこには「血の池地獄」が


 


さらに、胎内めぐりも。しかし、中はまさに一寸先も闇の真っ暗だし、大人がしゃがんだ程の

大きさしかない…。気になるけど、さすがにちょっと身の安全が保障できなそうなので断念…





地獄道の岩壁にはところどころ、地獄に棲む者達の像が。

この奪衣婆、たたずまいに迫力ある…!


 


洞窟内は狭かったり低かったり、ややワイルドな感じも、かえって冒険ムードUP♪





雰囲気満点の地獄道を進むと、またさっきの極楽道との分岐点に戻ってきました





極楽道には、菩薩様や如来様の像が並んでいます


 


は〜〜やっと明るいところへ出てきて、ほっと一息。ん? さっきの胎内めぐりの出口が、

こんなとこに。ええ〜〜入り口からの距離、かなり長っっ! 挑戦してみなくてよかった…





胎内めぐり出口から見上げる外界の光は神々しく…

真っ暗な胎内めぐりの中から出てきたらきっと、まさに導きの天の光に見えることでしょう





そして、まだまだ終わらない、地獄極楽のクライマックスがここに!! 極楽への入り口が!


 


洞窟の奥に、垂直に上に向かう縦穴があり、上から鎖が吊るされています。

「蜘蛛の糸」の物語のように、鎖をつたい、岩壁を登り、地獄から極楽へと這い出るのです!





普段クールな友達が、意外にもやる気満々、すいすい先にのぼっていった! わ〜待って!

後を追おうとすると…ありゃりゃ、履きつぶす寸前のボロスニーカーで来たのが失敗だった…


 


縦穴をのぼれなかったのは残念だけど、

大丈夫、別ルートからも極楽浄土が目指せます





わ〜〜〜! 極楽浄土からの見渡す絶景、すがすがしくて気持ちいい!





今までいた地獄の、じめじめして、せま苦しくて、薄暗いのとのギャップで、感動倍増!


 


ちなみに縦穴出口はこんな感じになってます。友達の話によると、5mくらいあるかな?

のぼるの、けっこうしんどくて、最後のほうは必死ではいあがったという友達。お疲れ…!!


 


極楽浄土には、あちこちに如来・菩薩像が


 


みな穏やかで優しい顔立ちで、ほのぼの





さて! 時間ない中、地獄極楽も、駆け足でなんとか無事見学を果たせましたが…

現在時刻、18時すぎ。果たしてあと2時間以内で由布院にたどり着けるのか… 急げ〜〜!!




■■■ 癒しの里♪ 今夜の宿泊・由布院へ ■■■






由布院到着! 下道で1時間程? 天気がよければ、山間の景色が気持ちよさそうな道で、

テンション上がりました♪ 本日のお宿はこちら。(翌朝撮った写真です。この日はもう真っ暗…)





足湯もあり♪ 神楽を観に行く前に、ちょっと足湯でひと息。あ〜〜今日の疲れが癒される〜〜





晩ご飯食べに行く時間がなくて、由布院温泉神楽会場の湯布院公民館へ向かう途中、

湯の坪街道で、何か食べ歩きできないかなと思ったら…もう開いてるお店もなく真っ暗でしょんぼり



由布院温泉神楽・雲取神楽社レポに続く